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​​バンクーバー日記は2013年8月に62便にて終了いたしました。ご愛読いただきありがとうございました。
アメリカ・ウィスコンシンへと場所を移し、「マディソン日記」を連載中です。

第23便 フェスティバル

8/11/2011

 
先日地元で開催されたフェスティバルに参加してきました。
夏の間の2週間、毎年行われているイベントで、数多くの出店が海岸沿いに並び、
野外ライブなどもあって、沢山の人で賑わいます。
 
僕はその中の一画、ウエストバンクーバーミュージアムのテント内スペースを借りて、
画集の販売と、紹介もかねてのデモンストレーションを一日だけやらせてもらいました。
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​僕にとっては初めての屋外制作。
 
作品は今描いているモスクワビエンナーレ用の絵。
 
当日は快晴で目の前の海から吹く潮風の気持ちいいことと言ったら!
テントの中も広く快適。
この青空の下、細かいペン画をちょこちょこ描くのが妙にアンバランスな気分。
 
 
普段の制作では音楽や会話が全く気にならないので、別に緊張もしませんでしたが
始まってみていくつか想定外の事案が。
 
まず一つは気持ちの良いそよ風でインクが乾きやすくなってしまって、
なかなかスムーズに線が引けない!
 
そして見てる人の英語が逆に気になってしまって(なんて言ってるのか、
そっちに集中力が持っていかれて)作品にフォーカスできない。
 
これは予想外でした。
 
 
お客さんはフェスティバルを見に来た人達とあって、圧倒的に一般の方が多い。
予想はしていたにせよ、僕が描いていても無関心の人や、
描いてるところは見ても、目の前に置かれた画集は手に取らない人も多く、
いわば完全なアウェー状態にちょっと落ち込むことも。
 
それでも中には興味を持ってくれる方もいて、いろいろと質問されたり、
紹介された新聞記事を持ってこのためだけに来てくれた人もいて、
終了時刻までには5冊がめでたく買われていきました。
 
 
朝10時から夕方5時まで、あっという間でしたがとても貴重な経験ができました。
次の土曜日にもう一度やることになっています。
次はどんな人たちが来てくれるか楽しみです。

コメントの受け付けは終了しました。

    Author

    池田 学(いけだ まなぶ)
    画家。1973年佐賀県多久市生まれ。98年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2000年同大学院修士課程を修了。 2011年1月25日より1年間、文化庁の芸術家海外研修制度でカナダのバンクーバーに滞在。バンクーバーへは、奥さんと2歳の長女も同行。2012年3月に再渡航。2013年夏にはアメリカ・ウィスコンシン州マディソンに場所を移し、美術館で滞在制作を開始。

    『池田学画集1』 
    ミヅマアートギャラリーの作家紹介

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