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​​バンクーバー日記は2013年8月に62便にて終了いたしました。ご愛読いただきありがとうございました。
アメリカ・ウィスコンシンへと場所を移し、「マディソン日記」を連載中です。

第59便 病院2

4/29/2013

 
今度はスキー中に、不注意から転んで膝をケガしてしまいました。
家に帰って冷やしましたがかなり腫れていて、動かす事もできません。
すぐに保険会社に連絡して、病院を手配してもらいました。
僕らは海外旅行傷害保険に入っているので、怪我や病気の時はまず保険屋さんに連絡して
病院や通訳さんの手配をしてもらわなければなりません。
そこでかかった診療代や交通費などを出してもらうためです。
 
 
紹介された病院はダウンタウンにある病院で、診察とMRIを一日で受けられるというものでした。
予約をして次の日に病院へ。
そこでいろいろ手続きを済ませて診察室に呼ばれます。
 
 
……が、しかしそこからが長い長い……。
全くもってカナダの医療システムは日本の病院に慣れてる身にはイライラします。

さらに詳しく

第58便 交差点にて

4/11/2013

 
先日信号待ちをしていた時の話。
目の前には中国人、横にはアラブ人、後ろには白人。
みんなそれぞれ友達と話をしながら信号を待っている。
 
それぞれが母国語をしゃべっているから何を言ってるかさっぱり分からない。
英語だけは耳に慣れているので入ってくるが、それでも車の喧噪と他の言葉にかき消され
内容までは分からない。
 
そんな日常の一コマ、でもこれまではそれが特別な事のように感じていた。
けれど、ふと思った。
それってごく当たり前の事なんじゃないかと。
 
日本にいれば周りはほぼ日本人。言葉も文字も食べ物も習慣も一緒。
意識せずとも全ての言葉が耳に入ってくる。
いちいち考えなくても皆、共通の常識を持っている。
そういう意味ではとても楽。
でもそれって実はすごいことで、そんな国ほかにあまりないんじゃないだろうか?
 
地球にはいろんな民族がいて、それらが一緒に住んでいるのだからいろいろ違うのは至極当然。
そんな当たり前の事がすんなり受け入れられるまでに2年かかった。

    Author

    池田 学(いけだ まなぶ)
    画家。1973年佐賀県多久市生まれ。98年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2000年同大学院修士課程を修了。 2011年1月25日より1年間、文化庁の芸術家海外研修制度でカナダのバンクーバーに滞在。バンクーバーへは、奥さんと2歳の長女も同行。2012年3月に再渡航。2013年夏にはアメリカ・ウィスコンシン州マディソンに場所を移し、美術館で滞在制作を開始。

    『池田学画集1』 
    ミヅマアートギャラリーの作家紹介

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