2014年2月9日の朝7時。女川町へ行くため、東松島市の自宅を出ました。通常は1時間かからずに着きますが、大雪の翌朝でしたので、2時間を見込んだ出発です。 1時間後。マイカーは自宅からわずか300メートル前進したのみ。私は額の汗をぬぐいながら、前方のトラックのタイヤ下の雪かきに参加していました。 この日、隣接の石巻市では最大積雪量38センチを観測しました。1923年に43センチを観測して以来、91年ぶりの大雪でした。 日本列島に早くも猛暑が到来した2014年6月。 北海道でも35度以上を観測したのには驚かされましたが、牡鹿半島ではそれほど暑さに悩まされることはありませんでした。霧が出るためです。 写真は、私の通勤路、6月の東松島市大曲(おおまがり)です。霧が晴れると、震災後初めての早苗田を望むことができます。 以前は1枚あたり10アールだった田んぼを10倍の1ヘクタールに広げました。15年春には一帯のすべての田んぼが再生します。 |
Author小野智美(おの さとみ) Archives
3月 2019
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