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​​バンクーバー日記は2013年8月に62便にて終了いたしました。ご愛読いただきありがとうございました。
アメリカ・ウィスコンシンへと場所を移し、「マディソン日記」を連載中です。

第37便 Culture Crawl

12/25/2011

 
つい先日、「Culture Crawl」というイベントに行ってきました。
これはバンクーバー中のアートスペースを3日間一般開放して、
自由にスタジオ見学や作品鑑賞、購入までできるというもの。
 
スタジオは街中に100箇所近く点在していて、中身も実にさまざま。
スペースは100人以上が所属している元工場だった大きなものから個人の家の一室まで、
職種も画家、彫刻家に工芸家、内容もアクセサリーや映画のセットに特殊メイクまでと幅広く、
お目当てのスタジオ目指してガイドマップを手にした人々で通りは大賑いでした。
 
僕も早速マップをもらい、地元のアーティストに教えてもらったお薦めスペースに。
 
まず一つ目は最大手、100組以上のアーティストが所属する大型スタジオ。
外見はまるで工場。
中にはいると薄暗く曲がりくねった通路が迷路のように続き、所狭しと作業場が並ぶ。
部屋も日当たりのいい大きな個人スペースもあれば、
3、4人で仕切りをしてシェアするものまであり、広さも用途もさまざま。
今回は一般開放ということでほとんどのアーティストは作品の展示に空間を使っていたので
制作中の風景を見ることはできなかったけど、雰囲気はよく伝わってきました。

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第36便 季節感

12/18/2011

 
バンクーバーの秋は短い。
というかはっきりとしない。
気温的にも年中秋のようなものだからか、日本のようにどこか儚くもの悲しいといった感覚はあまりない。
八百屋に並ぶ食べ物もいつもと同じ。サンマやキノコ、柿や栗といった秋ならではのものも無い
(あるのかもしれないが)、ま、いつもの街にいつもの空。
とはいえ一歩外に出れば街路樹の紅葉たるや素晴らしく、カエデの葉を国旗にしたカナダ人の気持ちも
うなずける程に色とりどりの樹々が目を楽しませてくれる。
とにかく、美しい。
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そんな紅葉も2日続いた雨で儚く終わり、、そのまま冬に入った。
といっても何をもって冬なのか……
これまた微妙なところ。
近くの山が雪化粧して、スキー場もオープンした以外はこれまた同じ。
空気は少し寒くはなったかな?

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第35便 チャイナタウンのスタジオ

12/12/2011

 
11月に新しいスタジオに引っ越しました。
 
僕の受け入れ先であるエミリーカー美術大学のスタジオは、9月から新学期で
(こちらは新学期が9月なのです)、新1年生が使用するからという理由でスタジオを使えなくなり、
しばらくは自宅の机で作品を描いていました。
 
バンクーバーにはいろいろなところに共同のスタジオがあり、僕も探していたのですが、
先日知り合いづてに部屋が空いたとの知らせが。
場所はチャイナタウンの真ん中。
1階は「BLIM」という雑貨屋さんになっており、スタジオスペースは横の階段を上がった2階。
広さはエミリーカーのそれよりも狭く、窓もない小さなものですが、こちらでは珍しく
扉付きの個室なうえ、セキュリティーも行き届いており防犯対策は万全。
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第34便 報告

12/4/2011

 
カナダ滞在もあっという間に残り2ヶ月近くになりました。
 
こちらに来て少しずつ考えていたことですが、あと数年滞在を延長することに決めました。
 
理由はいろいろありますが、
1.ここの自然や暮らしがとても気に入った事
2.バンクーバーの美術館で新作の展覧会をする計画があること
3.次回作は震災からの復興がテーマになる予定ですが、日本と距離がある場所からの
   視点で描きたいこと
4.日本という国をもうしばらく海外から見てみたい
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    Author

    池田 学(いけだ まなぶ)
    画家。1973年佐賀県多久市生まれ。98年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2000年同大学院修士課程を修了。 2011年1月25日より1年間、文化庁の芸術家海外研修制度でカナダのバンクーバーに滞在。バンクーバーへは、奥さんと2歳の長女も同行。2012年3月に再渡航。2013年夏にはアメリカ・ウィスコンシン州マディソンに場所を移し、美術館で滞在制作を開始。

    『池田学画集1』 
    ミヅマアートギャラリーの作家紹介

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