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​​東日本大震災(2011年3月11日)の震源地に最も近かった宮城県の牡鹿(おしか)半島。その付け根に位置する女川町を中心に、半島一帯を取材してまわる記者の出会いの日々を綴ります。老親の帰りを待つ人がいます。幼子の帰りを待つ人がいます。ここに暮らす人々の思いに少しでも近づけますように。──小野智美

第38便 床屋さん夫婦と<6> 路地の潮風

9/11/2015

 

 2015年3月最後の土曜日。待ち望んだ日が来ました。
 始発列車で出かけます。車窓の外は日の出を迎え、空も、雲も、高層ビルも、桜色に染まっていきます。
 東北新幹線「やまびこ」で東京駅を出発。古川駅で在来線に乗り換え、小牛田(こごた)駅で下車。降りたホームの反対側に待機していた列車は、一ノ関行きでした。駅員さんに尋ねました。「女川へ行きたいのですが」
 「4番線です」
 即答です。迷うことなく返ってくる答え。嬉しくなります。
 4番線ホームで見上げた電光掲示板には『女川』の2文字。
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    Author

    小野智美(おの さとみ)
    朝日新聞社員。1965年名古屋市生まれ。88年、早稲田大学第一文学部を卒業後、朝日新聞社に入社。静岡支局、長野支局、政治部、アエラ編集部などを経て、2005年に新潟総局、07年に佐渡支局。08年から東京本社。2011年9月から2014年8月まで仙台総局。宮城県女川町などを担当。現在、東京本社世論調査室員。


    ​*著書

    小野智美『50とよばれたトキ──飼育員たちとの日々』(羽鳥書店、2012年)
    小野智美編『女川一中生の句 あの日から』(羽鳥書店、2012年)
    『石巻だより』(合本)通巻1-12号(2016年)

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